5. 周囲に不倫がバレそう・バレた
誰にも知られないはずだった。
ふたりだけの秘密で、心の中にそっとしまっておけると思っていた。
けれど、同僚の視線や家族の態度に、微かな違和感を覚えるようになった。
「もしかして、気づかれている?」
そう思うだけで、心臓が早鐘を打つ。
会うたびに神経をすり減らし、連絡を取るたびに恐怖がよぎる。
バレるかもしれない不安は、恋の喜びをあっという間に覆い隠してしまった。
そしてついに、相手の配偶者に知られたかもしれないという噂が耳に届いたとき、
足元から世界が崩れるような感覚に襲われた。
震える気持ちを抱えたまま鑑定を受けると、先生は私の不安を遮るように、短く言った。
恋が壊すんじゃない、
「恐れ」が壊すのよ。
その一言に、息が止まった。
私を追い詰めていたのは、彼でも周囲でもなく、
自分の中にふくらんだ「恐れ」だった。
守りたいものを隠すのではなく、
自分の心をどう守るかに目を向けなければならない――そう気づいた瞬間だった。
不安が消えたわけではない。
けれど、「恐れ」と「愛」を分けて考えることで、
心にほんの少しの余裕が戻ってきた。
次の一歩を選ぶ力が、静かに芽生えていた。
花蓮のひとこと
「バレる恐怖」は、恋を曇らせる霧。
その霧を晴らすのは、相手ではなく、あなたの心の選び方です。
この記事に寄り添う先生
🌙 天河リンゴ先生
恐れと不安を整理し、冷静な行動を示してくれます。
💬 「パニックでしたが落ち着いて判断できるようになりました」

