11. 転勤や引っ越しなど、物理的に続けられなくなった
「しばらく会えないかもしれない」
彼からそう告げられた日、胸の奥に冷たい風が吹き抜けた。
転勤、引っ越し――それは決して特別な出来事ではないのに、私たちの関係にとっては致命的だった。
電話やメッセージでつながることはできても、
あの温度や、視線のやりとりや、沈黙を共有する安心は、簡単に埋められるものではなかった。
会えない日々が続くほど、想いは募るどころか、逆に薄れていく。
距離は心を試すのではなく、静かに削っていくのだと知った。
不安を抱えたまま鑑定に向かうと、先生はこう言った。
距離は愛を試すものじゃなくて、
愛の形を変える「きっかけ」なの。
その言葉に、少し肩の力が抜けた。
「続けられない」ことは、必ずしも「失う」ことではない。
これまでの想いが消えるのではなく、心の中に形を変えて残っていく――そう思えたから。
会えない現実は残酷だけれど、
それでも過ごした時間が無駄になるわけじゃない。
物理的な距離が、心を静かに次の段階へと導いていった。
花蓮のひとこと
「会えないこと」は終わりではなく、想いの居場所を変えること。
距離があるからこそ、見える未来もあります。
この記事に寄り添う先生
🌙 天河リンゴ先生
距離で揺れる心を整理し、「形を変える愛」を示してくれます。
💬 「会えなくても意味が消えないと気づけました」

